version 6.0
Command name (command) 文字列
| 引数 | 型 | 説明 | |
| command | 数値 | コマンド番号 | |
| 戻り値 | 文字列 | ローカライズされたコマンド名 |
説明
Command name コマンドは、引数commandに渡したコマンド番号のコマンド名を返します。
4Dは、メソッドで使用するキーワード、定数、およびコマンド名のダイナミックに翻訳を統合しています。4Dの日本語版を使用している場合、次のように記述します:
DEFAULT TABLE([MyTable]) ALL RECORDS ([MyTable])
同じコードがフランス語版の4Dでは以下のようになります:
TABLE PAR DEFAUT ([MyTable]) TOUT SELECTIONNER ([MyTable])
ただし、4Dにはユニークな機能であるEXECUTE FORMULAコマンドがあり、これを使用すると、データベースがコンパイルされていてもただちにコードを作成して、このコードを実行することができます。
日本語版でEXECUTE FORMULA文を使用して作成されたコードの例は、以下のようになります:
EXECUTE FORMULA ( "DEFAULT TABLE([MyTable])") EXECUTE FORMULA( "ALL RECORDS([MyTable])")
同じコードがフランス語版の4Dで開かれると以下のようになります:
EXECUTER FORMULE ( "DEFAULT TABLE([MyTable])") EXECUTER FORMULE( "ALL RECORDS([MyTable])")
4Dは、EXECUTE FORMULA(日本語版)をEXECUTER FORMULE(フランス語版)に自動で翻訳しますが、コマンドに渡したテキスト文を翻訳することはできません。
アプリケーションでEXECUTE FORMULA コマンドを使用する場合には、Command nameを使用して異なる言語間のローカライズにおける実行文の問題を解決し、文を言語に依存しないようにすることができます。コードの例は、以下のようになります:
EXECUTE FORMULA (Command name (46)+"([MyTable])") EXECUTE FORMULA(Command name (47)+"([MyTable])")
4Dのフランス語版を使用すると、このコードは以下のようになります:
EXECUTER FORMULE(Nom commande (46)+"([MyTable])") EXECUTER FORMULE(Nom commande (47)+"([MyTable])")
Note: コマンド番号を知るには、コマンドシンタックス (名前順) の節を参照してください。
例題
1. データベースのすべてのテーブルについて、各テーブルの標準データ入力に使用するための“INPUT FORM”というフォームがあります。そこで、ポインタまたはテーブル名を渡すテーブルのカレント入力フォームとしてこのフォームを設定する、汎用的なプロジェクトメソッドを追加する場合には、次のように記述します:
` STANDARD INPUT FORM project method
` STANDARD INPUT FORM ( ポインタ {; 文字列 })
` STANDARD INPUT FORM ( ->aTable {; TableName })
C_POINTER ($1)
C_STRING (31;$2)
If (Count parameters>=2)
EXECUTE FORMULA(Command name (55)+"(["+$2+"];"INPUT FORM")")
Else
If (Count parameters>=1)
INPUT FORM ($1->;"INPUT FORM")
End if
End if
このプロジェクトメソッドがデータベースに追加された後、以下のように記述します:
STANDARD INPUT FORM (->[Employees])
STANDARD INPUT FORM ("Employees")
Note: 通常、汎用ルーチンを記述する場合には、ポインタを使用することをお勧めします。その理由としては、まず、データベースがコンパイルされているとき、そのコードもコンパイルモードで実行されるからです。次に前述の例でもあるようにテーブルの名前を変更すると、コードは正しく動作しなくなるためです。ただし、EXECUTE FORMULAコマンドを使用すれば問題が解決する場合もあります。
2. フォームで、一般的なサマリーレポートコマンドのドロップダウンリストを作成します。ドロップダウンリストのオブジェクトメソッドに、次のように記述します:
Case of
: (Form event =On Before)
ARRAY TEXT (asCommand;4)
asCommand{1}:=Command name (1) ` Sum
asCommand{2}:=Command name (2) ` Average
asCommand{3}:=Command name (4) ` Min
asCommand{4}:=Command name (3) ` Max
` ...
End case
4Dの日本語版ではドロップダウンリストに、Sum、Average、Min、Maxが表示されます。フランス語版では、ドロップダウンリストには、Somme、Moyenne、Min、Maxが表示されます。
参照
EXECUTE FORMULA, コマンドシンタックス (名前順).