Webサーバ概要

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version 2004 (Modified)


4Dのローカルモード、リモートモード、および4D ServerにはWebサーバエンジンがあります。このWebサーバエンジンを使用して、4DのデータベースまたはあらゆるタイプのHTMLページをWeb上で公開することができます。4DのWebサーバエンジンには、以下のような主な特徴があります。

・簡単に公開

好きな時にデータベースの公開をWeb上で開始または停止することができます。これを実行するには、メニューコマンドを選択、またはランゲージコマンドを実行するだけです。

コンテキストモードと非コンテキストモード

4DのWebサーバは2つの異なるモード、コンテキストモードと非コンテキストモードで起動できます。これらのモードのどちらか一方で4DのWebサーバを使用できます。ニーズに応じて、動作中にモードを切り替えることが可能です。

- コンテキストモード (4D Serverと4DローカルモードのWebサーバのみで利用可能) はユニークで他に例を見ない特徴から構成されています。このモードでは、4DはWebブラウザを標準的なデータベースクライアントとして扱います。Web上でデータべースを直接公開します。データベース、Webサイト、CGIインタフェースを開発する必要はありません。データベースがWebサイトになります。データベースのストラクチャおよびデータに加えられたすべての修正は、即座に関連しているすべてのブラウザに渡されます。4Dは動作中にデータベースのメニューバー、フォーム、そしてメソッドをHTMLに変換します。4DデータベースをWebに公開するためにHTMLを知る必要はありません。各Webブラウザに対して、4Dはコンテキストを用いるデータ (セレクション、変数など) を自動的に維持します。ただし、コンテキストモードのWebナビゲーションには特別な制限がありますので注意してください。詳細については、コンテキストモードの利用 の節を参照してください。

-非コンテキストモード (標準モード) を使用すると、4DのWebサーバが完全な標準のHTTPサーバになります。Webサーバはコンテキストを維持せずにWebページを送ります。4Dデータベースのデータへアクセスし、オンザフライでスタティックデータやデータべースから抽出されたデータを含む ”セミダイナミック" なHTMLページを構築してWebブラウザへ送ることができます。また、Webサーバによる処理を必要としないスタティックなWebページを送ることも可能です。

専用データベースメソッド

On Web Authentication データベースメソッドOn Web Connection データベースメソッド は、Webサーバにおいてリクエストのエントリポイントになります。これらを使用して、あらゆるタイプのリクエストを評価して適切な処理を行うことができます。

特殊タグとURLの使用

4DのWebサーバはユーザアクションとの相互作用を可能にする多くのメカニズムを提供しています。以下のような特別な機能があります。

-Webページに含める特別なタグ。これはWebページがブラウザに送られる際、Webサーバによって処理を開始するためのものです。

- あらゆるアクションを実行するために4Dの呼び出しを可能にする特殊なURL。

- これらのURLをフォームアクションとして使用して、ユーザがHTMLフォームを投稿した際、処理を始動させます。

アクセスセキュリティ

複数の自動設定オプションを使用すると、Webブラウザに特別なアクセス権を与えたり、4Dに統合されたパスワードシステムを使用することが可能になります。"一般Webユーザ" を定義して、データベース内でのアクセス管理を簡略化できます。

On Web Authentication データベースメソッド を用て、Webサーバがリクエストを処理する前に、そのリクエストを評価できます。更に、デフォルトのHTMLルートフォルダを定義する機能はディスク上のファイルへのアクセスを制限します。

最後に、Web経由での実行を許可するプロジェクトメソッドは個別に指定しなくてはなりません。

SSL接続

4DのWebサーバは、SSLプロトコル (Secured Socket Layer) を通じて、ブラウザと保護モードで通信できます。ほとんどのWebブラウザと互換性のあるこのプロトコルは送信者と受信者を認証し、交換された情報の機密性と整合性を保証します。

・インターネットフォーマットのための拡張されたサポート

4DのWebサーバは、HTTP/1.1 と互換性があり、XMLドキュメントとWML (Wireless Markup Language) テクノロジーをサポートしています。

・CGIサポート

4DのWebサーバはCGIをとても簡単な方法で呼び出します。また、4D Webサーバは、CGIを通じて他のHTTPサーバによって呼び出されます。

異なるデータベースを同時に操作する

4DのローカルモードとWeb

4Dのローカルモードを使用して4DのデータベースをWeb上で公開する場合、以下のことを同時に行えます。

・4Dでデータベースをローカルで使用する。

・Webブラウザを用いてデータベースへ接続する。

4DサーバとWeb

4Dサーバを使用して、4DのデータベースをWeb上で公開する場合、以下を使用して4Dのデータベースへの接続とその処理を同時に行えます。

・4Dリモートワークステーション

・4D Openをベースにしたアプリケーション

・Webブラウザ

4DクライアントとWeb

Web上で4Dのデータベースが4Dクライアントによって公開されている場合、4Dのデータベースへ接続し、以下を通じて同時に使用します。

-4Dリモートマシン経由

-4D Openを用いているアプリケーション経由

-Webブラウザ経由。この場合、データベースが4Dサーバで公開されていると、Webブラウザは4Dクライアントマシン経由または4Dサーバ経由でその公開されているデータベースへ接続します。更に、異なるデータへのアクセスモードが利用できます (パブリック、アドミニストレーションなど) 。

4DのWebサーバの基本的なメカニズムは、コンテキストモードを除き、4Dのリモートモードにおいて同じように使用されます。実際、コンテキストモードを4DのリモートモードのWebサーバで使用することはできません (このモードに関する詳細は、コンテキストモードの利用 の節を参照してください) 。

同様に、コマンドが4Dのローカルモード、4D Server、そして4Dのリモートモード上で実行されても、 ランゲージコマンドの動作は通常同一です。重要なポイントは、コマンドはそれが実行されるマシンのWebサイトに適用されるということです。Execute on server / EXECUTE ON CLIENT コマンドを使用して、このメカニズムを管理しなくてななりません。

4Dクライアントでのロードバランス: 4DマシンのリモートモードはWebサーバとして使用でき、ロードバランサを用いてダイナミックなWebサーバを設定することができます。これにより、特に以下を含む、広範囲に及ぶ開発が可能になります。

-すべての4DのWebサーバにインストールされているWebサイトのミラーを利用して、4DのWebサーバのパフォーマンスを最適化するためにロードバランスシステムを設定することができます。ロードバランサ (ハードウェアまたはソフトウェア) がカレントロードに基づいて、クライアントマシンにリクエストを送ります。

-フォールトトレランスのWebサーバ設定。4DのWebサイトは2つ以上の4Dクライアントマシンでミラーされています。1つの4D Webサーバが故障しても、他のWebサーバが機能します。

-例えば、リクエスト元に応じて、同じデータで異なる表示を作成する。企業のネットワーク内で、保護された4Dクライアントマシン上のWebサーバはイントラネットのリクエストを供給することができます。そして、ファイアフォールの向こう側に設置されているほかのクライアントマシン上のWebサーバは、インターネットからのリクエストに対応します。

-異なる4Dクライアントマシン上のWebサーバ間でタスクを配信します。4DのWebサーバの1つはSOAPリクエストを管理し、もう一方のWebサーバは標準のリクエストを処理します。

参照

CGIを使用する, SEND HTML FILE, SET HOME PAGE, SET HTML ROOT, SET WEB DISPLAY LIMITS, SET WEB TIMEOUT, SSLプロトコルの使用, STOP WEB SERVER, Webサーバ設定, コンテキストモードの利用, 接続セキュリティ.


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